初めてフェレットがお家に来た時は、すぐに遊ばせたり触ったりしないでゆっくり休ませて、お家の環境に慣れさせるようにしましょう。
見知らぬ環境に置かれたフェレットは、緊張や不安、疲労などのストレスでいっぱいです。当日はケージの中に入れてあげたらご飯やトイレ掃除など必要最低限のことだけを済ませて、遊ぶのは翌日以降からにしましょう。
- フェレットを触る前は必ず手を洗う外から帰ってきたときなどは、様々なばい菌を持ち込んでいる可能性もあります。外で他の動物を触った時や、ペットショップなどに行った際は特に念入りに洗いましょう。
- フェレットを連れて来た直後はそっと見守るお家に着いたら、これから生活の拠点となるケージを用意し、十分なご飯とお水を与えケージの中でゆっくりと過ごさせましょう。初めての家の中の環境に慣れるためにも、家の中の音や家族の声など徐々に慣らしていくことが重要です。
- 食欲や便の状態をチェックご飯を与えてもすぐに食べるとは限りません。そっと様子を見守り、どのくらい食べているか、便の状態はどうかなどをしっかり観察し、気になることがあればショップなどに相談しましょう。
- 次の日になって、フェレットがご飯をよく食べ、元気に過ごしているようなら、ケージから出してあげましょう。部屋の中でフェレットが遊んでも大丈夫な環境に整えて、ケージの入り口をそっとあけてみてください。
ここは怖くないというのを自分で認識すれば、自分から出てくるようになります。
部屋の中を探索している間は、そのまま様子を見ててあげてください。急に抱き上げたり大きな音を立てるとびっくりして怖がってしまいます。 - 飼い主さんに近寄ってくるなら、そこで声を掛けてみてください。反応するようならそっと手を出して静かに触ってあげて撫でてあげれば怖がることもなくなり、抱っこできるようになるでしょう。
「シュー」や「クックック」などと声を出している場合は、すでに興奮していると思われますので、手に飛びついてきたり、噛み付いてきたりするかもしれませんので注意してください。触る時の注意点
- 触る時におどおどして手を引っ込めない。動くものに反応するフェレットは、自分から遠ざかるものを追いかけて噛み付いてくることもあります。ゆっくりと触るにしても、おどおどはしないように。
- 抱っこする時は急に抱き上げない。びっくりして暴れてしまう場合もあります。
- 抱っこしたら落とさないように。慣れないうちはフェレットを抱っこしても、手から抜け落ちることがあります。両手でしっかりと抱き上げましょう。
- 小さいフェレットには正面から手を出さない。目の前に大きい物が現れると、獲物に襲われたと勘違いして怖がる場合があります。抱っこする時は横からそっと抱き上げましょう。
- 抱っこしても大丈夫ならおもちゃなどで一緒に遊んであげてください。お迎えしてから間もないうちや、赤ちゃんフェレットの場合は体力が少ないので、長い時間遊ばせないようこちらで調整してあげてください。